アコムの勤務先への在籍確認は、少々個性的なルールになっています。
- 在籍確認は必ずする
- しかし、確認が取れなかった場合でも
- クレジットスコア（信用度）が高い人であれば
- 限度額10万円以下の少額でスピード融資
- 後日あらためて在籍確認する
というものです。以下、このアコムの在籍確認について詳しくまとめます。
目次
在籍確認の回避はできない
まず、大きなポイントが「在籍確認自体は絶対する」ということ。つまり「勤務先に電話がかかって来ると、恥ずかしいから電話連絡をなしにしたい」という人には、アコムはNGということです。
その場合は、誰が見ても（金融庁が見ても）、勤務先への在籍確認の電話を回避したいということに、正当な理由があれば、プロミスだったらやり方を相談することが可能となっています。（あくまで相談できるだけで、実際にどうなるかはその人次第、状況次第です）
例えば「外部からの電話を取り次がない職場」などもあるので、そのような場合、金融庁の人が見ても「確かに、これは別の方法を考えてあげる必要がある」となるわけです。そうした状況・条件であれば、プロミスに相談することで、別の対応をしてもらえる可能性もある…ということですね。
（このような相談をする場合、プロミスで申し込みが完了した後、すぐに電話でプロミスに連絡・相談するようにして下さい）
職場が休みで確認が取れない…という場合でも融資可能
アコムの在籍確認で便利な点は、「土曜日・日曜日・祝日・夜間」などの理由で「職場が閉まっている」という条件下でも、問題なくスピード審査・スピード借入ができるといこと。
他のキャッシング業者・ブランドの場合は、こうは行きません。「在籍確認取れなければ融資できない」というパターンがほとんどなので、この時点で「審査落ち」して終わりなわけです。
審査落ちまでは行かなくても、その日中にお金を借りることは諦める…ということになります。このように在籍確認というのは、職場バレ以外でも、「スピードキャッシングの障害になる」という点で、借り手にとっては一番問題があるのです。
（年中無休の職場、24時間営業の勤務先…という人の場合は、まったく問題ないでしょうが…）
10万円以下だったらスピード融資できる
このように、諸事情によって在籍確認が取れなかった場合、アコムでは「限度額10万円以下という少額キャッシング」という条件で、スピード借入できます。ということで、「10万円借りられたら御の字」という人の場合、これでまったく問題ないでしょう。
実際、アコム以外でもキャッシングを利用する人々のほとんどは、必要な金額が「3万円・5万円・10万円」というデータもあります。借り入れを必要とする人の7割近くが、このくらいの金額で十分だそうです（実際、その通りでしょう。日常生活の感覚からしても）
ということで、ほとんどの人はアコムのこの「限度額10万円以下でスピード融資」という条件で問題ないはずです。
後で極度額を増枠してもらうこともできる
とりあえずスピードキャッシングする金額が10万円というだけで、後日あらためて在籍確認して、それで確認が取れたら、適正な極度額に引き上げる…というシステムになっています。
そのため「急ぎの用事だけ10万円で何とか片付けて、その後お金が必要になったら、増額して借りる」ということもできます。最初の用事から10万円では不足…という場合はどうしようもありませんが、そうでないことが多いでしょう。
ということで、将来的に30万円や50万円を借りたいという人でも、とりあえずアコムで10万円だけ借りて、その後で増額してもらう…という方法もありです。
アイフル・ノーローンでは、在籍確認の回避はできない
アコム・プロミス以外の大手の消費者金融といえば、ノーローン・アイフルです。しかし、この2業者・ブランドについては、在籍確認が完全必須となっているので、「電話確認なしで借りる」ということはできません。
ということで、在籍確認に関して不安がある、あるいは誰が見てもやむを得ない事情で、在籍確認を受けることができないという場合には、「プロミスで申し込み完了後、すぐに電話して相談する」か、もしくはアコムで申し込んでみる…というのがいいでしょう。
アコムの在籍確認で、勤務先にキャッシングがバレることは？
アコムでも他の消費者金融でも同じですが、在籍確認の電話によって勤務先にキャッシングがバレる…ということはまずありません。理由は下の通りです。
- 個人名で普通の用事のようにかけてくれる
- つまり、アコムなどの業者・ブランド名を名乗らない
- かけ直し対策もしっかりしている
- 職場バレはアコムにとっても不利益
…ということです。在籍確認の電話は「アコムの赤田と申しますが…」などとかけるのではなく「赤田と申しますが、青木さんお見えですか」というようにかかって来るんですね。ごくごく自然にナチュラルにかけてくれるので、この点でまず、職場バレすることはほとんどありません。
職場の人がかけ直ししても大丈夫
さらに、勤務先の人が電話の着信履歴を見て、かけ直しをした場合でも大丈夫です。アコムがどういうかけ直し対策を取っているかは公表されていませんが、たとえばあるキャッシング業者の場合、在籍確認の電話は、常に専用の携帯電話からかけるというルールになっていました。
そして、万が一職場の人が誰も出なかった場合は、「携帯の電源をオフにする」んですね。こうすれば、勤務先の人がかけ直ししてきても「電話が通じない」ということ。これによって、「キャッシング審査の在籍確認の電話が来た」とバレないようにできるわけです。
また、万が一会社の人がかけ直ししてしまった場合でも、「はい、アコムです」とは名乗らず「はい、ACサービスセンターです」と名乗るようになっています。このように二重三重に職場バレしないかけ直し対策をしているので、この点でも安心して下さい。
職場バレを防ぐことは、アコムにもメリットがある
在籍確認で職場バレすると嫌なのは、申し込み者だけではありません。アコムも同じです。アコムも「在籍確認で会社バレしないようにしたい」と切実に願っているのです。理由は―。
- 会社バレすると、アコムの口コミ・評判が悪くなる
- 貸金業法で「第三者に借金の事実を知らせてはいけない」というルールがある
という二点です。つまり、ビジネス的な理由としても職場バレは防ぎたいし、法律上のルールを守るためにも、職場に内緒で借りられるようにしたい―、ということです。
というように、アコムとしても利用者が「会社にバレないで借りられるようにする」というのは応援したいので、そのような在籍確認をしてくれる…ということですね。
以上、アコムの在籍確認についてまとめました。繰り返し書いた通り、アコムの審査で「在籍確認によって会社にキャッシングがバレる」ということはほぼないので、安心して申し込んでください。
