プロミスのキャッシング審査の魅力の1つは「場合によっては在籍確認の回避もできる」ということ。
- 会社が休みなど、在籍確認できない理由がある
- 年収・職業・クレジットヒストリーなどの諸条件が良く、確認しなくても信用できる
という条件に限られますが、これらの条件を満たしているとプロミスが判断した場合、在籍確認の代替措置でOKとなることもあります。
在籍確認の代替措置とは?
プロミスの在籍確認の代替措置は、主に下の書類を提出します。
- 勤務先の保険証
- 勤務先の給与明細
この2種類です。保険証については「国民健康保険証」などの「会社が関係ないもの」はダメです。これらは「保険料さえ払っていれば、無職でも加入できるもの」なので、仕事をしているという証明にはならないからです。
保険証が必要なわけではなく、あくまで「その職場で働いているという証拠」が必要なので―。
- 社会保険証
- 組合保険証
- 船員保険証
- 共済保険証
などの保険証が必要になるんですね。(共済保険証は公務員の組合保険証ですが、公務員の方の人数は多いので、一応分けて書いておきます)
給与明細については、できれば会社の印鑑などがある、しっかりした体裁のものをおすすめします。そういうものでなくてもOKという場合はありますが、いかにも「自分でエクセルで作れそう」という給与明細の場合、NGになることもあります。
口頭で希望を伝えることが必要な場合も
プロミスで審査申込みをすると、申し込んですぐか、30分くらい後に自分の携帯に電話がかかって来ます(時間は大体の目安なので、1時間くらいの場合もあるかも知れません)。
そして、「今回の審査申込みは、ご本人で間違いないか」という内容の確認と、その他もろもろの確認をされます。
で、会社への電話連絡なしで借りたい場合は、この時に「電話確認なしで審査していただきたい」という内容を伝えましょう。そうすると大体上に書いたような書類の提出を指示されることが多いです。
書類の提出をすれば絶対に回避できるというわけではありませんが、一定の平均的な信用度がある人であれば、これでOKとなることが多いです。
プロミス以外の消費者金融の在籍確認について
プロミス以外の大手の消費者金融の審査では、在籍確認はどうなっているか。一覧にすると―。
- アコム…在籍確認必須。しかし、失敗しても10万円は借りられることも
- アイフル…在籍確認は完全に必須。代替措置はなし
- ノーローン…アイフルと同じ
…という風になります。つまり「回避できる」あるいは「失敗してもOK」というのは、アコムの1社ですね。プロミス以外では。
ということで、アコムの在籍確認について、詳しく解説していきます。
アコムは確認が取れなくても10万円まで借りられる
アコムの在籍確認のルールは、プロミスとは大分違います。
- 在籍確認は一度は必ずする
- しかし、そこで確認が取れなくても大丈夫
- 限度額10万円以下だったら、条件のいい人だったら融資できる
- 後日あらためて在籍確認する
…という風です。つまりアコムは―。
- 10万円でも足りる
- 在籍確認自体はされてもいい(別に恥ずかしくない)
- しかし、土曜日・日曜日・祝日なので確認が取れない
という条件の人が、申し込む場合は向いている…ということですね。逆に―。
- 借入金額10万円では足りない
- 在籍確認自体、されるとこまる(留守ならいいけど、後日あらためてかけられると困る)
…という人の場合、アコムの在籍確認は少々不利なわけです。そういう人はプロミスで申し込みした方がいいでしょう。
プロミスの在籍確認によって、職場に借金がバレることはない
これはプロミスに限らずどの消費者金融でもまったく同じで、私がお金を借りる人にアドバイスする時、いつも言っていることなのですが…。在籍確認によって職場にキャッシングがバレる、ということはまずないです。バレない理由は―。
- プロミスなどのブランド名は名乗らない
- 「上杉さんという方は在籍されていますか?」というような、直接的な聞き方もしない
- 職場バレするのはプロミスにとってもデメリットが大きいので、バレないように自然にしてくれる
ということです。それぞれ、説明していきます。
ブランド名は名乗らず、個人名でかかって来る
プロミスでもどこでも、そのブランド名や業者名・銀行名などは一切なのらず「今川ですが…」というように、個人名でかかって来ます。そして、雰囲気も普通の用事のような印象なので、怪しまれることも特にありません。
もちろん下のようなケースでは、バレるかも知れません。
- 私用電話禁止の職場である
- その申し込み者に電話がかかって来ることは、通常あり得ない
というケースですね。前者はバレるというよりそもそも叱られるかも知れませんが…。
フリーター・アルバイトの人だと不利?
後者については、たとえばコンビニ・飲食店などのアルバイト・フリーターの人などは、少々不利かも知れません。というのは、会社員・OLの人々と違って、「そのアルバイト宛ての電話」というのは、まずかかって来ないからです。
ということで、こういう非正規雇用の人の場合は、確かに「電話がかかって来ただけでバレる・怪しまれる」ということはあるでしょう。これについては、事前に「今日、クレジットカードの会社から確認の電話が来るかも知れません」などと言っておくようにしましょう。
クレジットカードの審査でも、確かに在籍確認の電話はあります。そして、カードローンと違ってクレジットカードだったらかなり印象がいいので「ああ、そうなのか」という反応しかされないでしょう。
「保険会社からの確認」などもよく使われる在籍確認の言い訳ですが、この場合、パート・アルバイト・フリーターの人など、生命保険に入っていない人の場合は不自然です。
ということで誰でも自然に支える在籍確認の言い訳としては、やはり「クレジットカードの審査」が一番です。
もしどうしても在籍確認が回避できないとなったら、そうやって「自然な言い訳」で対処するようにしましょう。
以上、プロミスの在籍確認と、アコムなどとの比較。在籍確認で借金がバレないようにするためのポイントなどをまとめました。キャッシング審査の在籍確認が不安な方の参考にしていただけたら幸いです。