カードローンのルール

オリックス銀行カードローンの審査~アルバイト・パートは借入可能?~

オリックス銀行カードローンの審査基準は、銀行の中でもかなり厳し目です。まとめると―。

  • 専業主婦…不可
  • 学生…不可
  • その他…OK(収入などの総合条件による)

…という風です。以下、詳しくまとめていきます。

学生も、オリックス銀行ではキャッシングできない

収入がない専業主婦とならんで、キャッシング審査でよく引っかかる「学生」ですが、これもオリックス銀行カードローンでは借りられません。こちらはハッキリと「学生不可」とされています。

もともとオリックス銀行やオリックスグループ自体が、社会人向けの企業なのです。オリックス銀行カードローンは以前には「年収200万円以上」という審査条件を掲げていたくらいで、学生が入り込む余地は、現在でも基本的にないと考えてください。

(大人のためのカードローン、ということです)

学生が借りられる銀行カードローンは?

オリックス銀行では借りられない…というだけでは不親切なので、学生でもキャッシングできる銀行カードローンを合わせて紹介しておきましょう。主要な銀行カードローンでは―。

  • 楽天銀行
  • みずほ銀行
  • ソニー銀行
  • ジャパンネット銀行

学生が一番申し込みやすい銀行カードローンは「楽天銀行スーパーローン(カードローン)」です。楽天自体が「若者向け」のサービスですから、若年層の取込には、かなり積極的なんですね。

ちなみに、オリックス銀行カードローン以外で学生のキャッシングが不可な銀行カードローンは―。

  • 三井住友銀行
  • イオン銀行
  • 静岡銀行
  • 横浜銀行

となっています。静岡銀行も横浜銀行も「地方銀行」ですが、特に地方銀行ほど学生キャッシング不可の割合が高くなります。

アルバイトだとオリックス銀行では借り入れできない?

アルバイト・パート・フリーターは、オリックス銀行ではキャッシングできない―、ということがよく言われます。しかし、これは昔の話です。現在では、フリーター・アルバイト・パートの人でもオリックス銀行でまったく問題なくキャッシングできます。

オリックス銀行の審査基準がこのように変化した理由は―。

  • 終身雇用が崩壊し、非正規雇用が当たり前になった
  • フリーターという職業に対する認知度も深まった

ということにあります。昔はフリーターというだけで白い目で見られたもので、その頃に申し込みしたフリーターの方は、オリックス銀行カードローンの審査にはかなり落ちたようです。

*「アルバイトの方にはご融資できません」と言われた、という口コミもネット上で見られます。

しかし、これはすでに昔の話であり、現在のオリックス銀行カードローンではパート・フリーター・アルバイトの人でもまったく問題なくキャッシングできますから、この点は安心して下さい。

未成年・10代はキャッシングできない

これはオリックス銀行だけでなく、どの銀行カードローンでも消費者金融でも共通のルールですが、10代・未成年でキャッシングすることはできません。理由は下の通りです。

  • 民法4条に「未成年者の契約取消権」というルールがある
  • これにより、未成年の契約は「いつでも取り消す」ことができる
  • 親権者の同意書があれば、取り消しはできない
  • しかし、親権者の同意書を求めると、審査が複雑になる

こういう理由で、オリックス銀行だけでなくどのキャッシング業者や銀行でも、未成年・10代・20才未満には融資していないんですね。

よく「貸金業法・銀行法で禁止されているので」という情報がありますが、これは間違いです。銀行法・貸金業法のどちらとも「18才未満」に対しては融資を不許可としていますが、未成年への融資は許可しているのです。(18才以上であれば)

69才以上も、オリックス銀行では借入不可

また、69才以上の高齢者の方も、オリックス銀行カードローンではキャッシングできないようになっています。これもやはりオリックス銀行に限らずどの銀行カードローンでも共通のルールです。

このように年金生活者・定年退職者の方でも、一定の年齢を超えると、オリックス銀行でも他の銀行カードローンでも借り入れできなくなります。この場合は、下のような方法で借りてください。

オリックス銀行では、年金以外の収入は必要か?

年金受給者(年金生活者)が申し込みする場合、オリックス銀行カードローンでも年金以外の収入が必要かどうか―。これは「なしでもOK」です。

もちろん、絶対になしでもOKというわけではありませんが、「年金の振り込み先をオリックス銀行の口座に指定する」という条件で、OKになることがあります。

なぜ年金の振り込み先をオリックス銀行にすると審査に通るのか。この理由は下の通りです。

  • 年金が振り込まれると同時に、月々の返済額を引き落とす
  • そうすれば、取りはぐれは絶対にない
  • 年金なので、毎月必ず国が振り込んでくれる(企業の給料より信用できる)
  • しかもオリックス銀行自体の扱い金額も増える

ということです。つまり―。

  • 取りはぐれがない
  • オリックス銀行の残高が増える

という2つのメリットがある…ということですね。というわけで、オリックス銀行だけでなく「年金の振り込み先を自行にする」という条件で、年金以外の収入がなくても、年金生活者に融資するという銀行カードローンが多いのです。

個人事業主・自営業・法人代表者でも借入可能

オリックス銀行カードローンは、下のような独立系の職業の人々でもキャッシングできます。

  • 法人代表者
  • 会社経営者
  • 個人事業主
  • 自営業
  • フリーランス

いわゆる「収入が不安定」な人々ですね。これらの職業・属性の人は特に、年収証明書の提出が重要となります。


以上、オリックス銀行カードローンの審査基準について、職業・属性の話を中心にまとめました。オリックス銀行やその他の銀行カードローンでのキャッシングを検討している方に、参考にしていただけたら幸いです。

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