横浜銀行カードローンは、土曜日・日曜日・祝日のスピードキャッシングには対応していません。そのため、土曜日・日曜日・祝日などの休日に「今日中に借りたい」となったら、他の銀行カードローンか消費者金融で申し込むことになります。
(これは別に横浜銀行だけではなく、地方銀行のカードローン審査はほとんど全て土曜日・日曜日の融資には対応していません。決して横浜銀行だけが厳しいわけではないので、その点理解してください)
目次
銀行カードローンで土曜日・日曜日・祝日でもスピード借入できるのは?
銀行カードローンで、土曜日・日曜日・祝日でもスピードキャッシングに対応しているのは、下の通りです。
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- 新生銀行(レイク)
- 楽天銀行
- ソニー銀行
- イオン銀行
…で、このうち「その銀行の口座が必要」という条件があるのが、後半の楽天銀行~イオン銀行の4つの銀行。そして、その前の三菱UFJ銀行~新生銀行の3つの銀行は「その銀行の口座なし」という条件でも、土日のスピード融資可能となっています。
もちろんスピーディーに口座開設する必要もないので「口座のない人でも、誰でも借入可能」ということですね。ということで、銀行カードローンで土曜日・日曜日の借り入れがしやすいのは、この3つの銀行だといえます。
3つの銀行の中で一番土曜日・日曜日の借り入れしやすいのは?
では、この3つの銀行の中で、一番土日キャッシングがしやすいのはどこか。ポイント別にまとめると―下のようになります。
- 学生…新生銀行
- 申込み時間が遅い…新生銀行・三井住友銀行
- 高齢者…新生銀行
それぞれ理由を一覧にすると、下のようになります。
- 学生…三井住友銀行は不可。三菱UFJ銀行は「親権者の同意書」が必須
- 申込み時間…新生銀行・三井住友銀行は毎日21時までスピーディーに審査
- 高齢者…新生銀行は70才までOK。三菱UFJ銀行・三井住友銀行は65才まで
- 審査に申し込みやすい(大体新規貸付率が2倍くらい)
- スピード審査の受付日時が長い(最大で22時まで)
- 口座は当然不要
- 在籍確認の代替措置をとることもできる
- 昭和58年(1983年)から、毎月第二土曜日が休みになった
- 昭和61年(1986年)から、第二・第三土曜日が休みになった
- 平成元年(1989年)から、全ての土曜日が休みになった
- ↑(つまり、完全週休二日制になった)
…というのが理由です。これらの理由から、土日キャッシングしやすい銀行カードローンをポイント別にまとめると、上のようになります。
土曜日・日曜日の融資は、消費者金融の方がやりやすい
一応「銀行カードローンで土曜日・日曜日の借り入れしやすい所」をまとめましたが、確実に土日キャッシングするということを考えるなら、消費者金融で借りた方が断然いいです。理由は、
…というものです。特に大きなもの(銀行カードローンとの違いがあるもの)についてまとめていきます。
土曜日・日曜日の審査の受付日時が、最大で22時まで
これはプロミス・アコムの場合です。プロミス・アコムのスピード審査は、平日・土曜日・日曜日・祝日いつでも「22時まで」やっています。申し込み自体はその1~2時間前にはした方がいいでしょうが、何はともあれ、このように受付日時が長いということは、それだけスピード借入しやすいということです。
銀行口座の指定は当然なし
銀行カードローンと消費者金融の最大の違いは「持っている銀行口座の指定がない」ということ。銀行カードローンだと、土曜日・日曜日・祝日でも平日でも「その銀行の口座が必要」ということがしばしばありますが、消費者金融でそんなことは、当然ありません。そして、土曜日・日曜日の審査の場合は特に、銀行カードローンのこういう「口座の縛り」が増えますから、この点で土日はさらに、消費者金融が有利になります。
以上、あらゆる条件から見て、土曜日・日曜日・祝日のスピードキャッシングは消費者金融の方が銀行カードローンより断然やりやすいのです。特に低金利にこだわるのでなければ、土曜日・日曜日・祝日のスピード借入は消費者金融でした方がいいでしょう。
銀行の営業は、いつから土日休みになったのか?
横浜銀行の土曜日・日曜日の融資について書くついでに、銀行の営業日がいつから土曜日・日曜日・祝日休みになったのかもまとめましょう。ポイントをまとめると―。
…ということです。ちなみに、これは当然すべての企業や役所がすべての土曜日が休みになったわけではなく、あくまで「金融機関」のものです。この当時は「日本人はどんどん休日が増えていく」と思った人もいるかも知れませんが、最近のブラック企業の実態を見ていると、完全に時代は逆行していますね。
土曜日・日曜日・祝日のキャッシングが普通になったのはいつからか
アコム・プロミス・アイフル・SMBCモビット・ノーローンなどの大手の消費者金融では、今はもう土曜日・日曜日・祝日のスピード融資は完全に普通になっています。しかし、これも以前は普通ではありませんでした。
昔は消費者金融のような「個人向け融資」という業態自体が珍しかったので、今の大手の消費者金融も完全な「ベンチャー企業」だったんですね。
1996年にプロミス・アコムなどが東証一部に上場するまで、消費者金融が東証一部になるなど、誰も考えもしなかったのです。社員数も少なく、土曜日・日曜日の融資を大々的にやろうとしてもできない状態だったんですね。(店舗別など、部分的にやっていたことはあるでしょうが)
しかし、大手が相次いで東証一部に上場し、新卒の社員もどんどん入社してくるようになって、土曜日・日曜日・祝日でもスピード審査ができる体制が整い、現在のようなスタイルになったんですね。
一度土曜日・日曜日・祝日でもスピード融資ができるようになると、その利便性からさらに利用者が増えるので、ますます規模が大きくなります。そして、規模が大きくなるとさらに土曜日・日曜日の融資がしやすくなる…という好循環によって、土曜日・日曜日・祝日や夜間の消費者金融のスピード融資は、どんどん進化していった…ということです。
以上、横浜銀行カードローンの土日キャッシングの話題に絡めて、土曜日・日曜日・祝日のスピード融資に関する歴史・発展の経緯などをまとめました。キャッシングの歴史の一部として、参考にしていただけたら幸いです。