イオン銀行カードローンは、スピードキャッシングにも対応しています。これはイオン銀行だけでなくどの銀行カードローンでも消費者金融でも共通のこと。
以下、イオン銀行カードローンのスピード融資に関するポイントをまとめると、下の通りです。
- イオン銀行の口座が必要
- 口座のスピード開設はできない(もともと持っていないといけない)
- 14時までの申し込みは、スピーディーに回答をもらえることが多い
- できれば、午前中に申し込んだ方がいい
- 土曜日・日曜日・祝日でもスピード借入できる
…という風になります。以下、詳しく説明します。
目次
イオン銀行の口座があればスピードキャッシングできる
イオン銀行カードローンのスピード融資の条件は、「イオン銀行の口座を持っている」ということ。これは他の銀行キャッシングのスピード審査でもかなり共通します。
「その銀行の口座なしでもスピード融資可能」という銀行カードローンは、下の通りです。
- 新生銀行(レイク)
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- オリックス銀行
- 楽天銀行
これを見ると、意外と多いかも知れません。そして、これが「土曜日・日曜日・祝日でも、その銀行の口座なしでOK」という条件になると―。
- 三菱UFJ銀行
- 新生銀行(レイク)
- 三井住友銀行
の3つのみとなります。つまり、スピード融資に関して一番有利なのは、これら3つの銀行カードローン…ということです。
イオン銀行は、平日でも土曜日・日曜日・祝日でも「イオン銀行の口座が必要」という条件なので、この点では少々スピード借入しにくい…と言えるかも知れません。
(もちろん、イオン銀行の口座をすでに持っている人にとっては関係ないことですが…)
14時までの申し込みは、原則としてスピーディーに審査回答
イオン銀行カードローンの審査は、14時までに申し込みをしたら、原則としてその日中に審査回答してもらえる…という風になっています。つまり、スピード審査できる…ということですね。
ただし、これはあくまで「原則」に過ぎません。確実にその日中にスピード借入したい場合は、午前中には申し込みましょう。午前中に申し込んでも、絶対にスピーディーに借りられるというわけではありませんが、確率はかなり高くなります。
以上、イオン銀行カードローンBIGのスピード審査・スピード融資についてまとめました。ここから先は「スピードキャッシングに関する知識」として、地方銀行や中小の消費者金融のスピード融資についてまとめていきます。
地方銀行のカードローンでスピード融資ができる商品・一覧
スピード融資ができるのは、イオン銀行のカードローンBIGのような大手の商品だけに限った話ではありません。地方銀行でもかなりスピード融資に対応しています。
「スピードキャッシングは決して難しくない」ということを説明するために、ここでは、それら地方銀行でスピード融資できるカードローンを一覧にして紹介します。
- 高知銀行…こうぎんカードローン・サポート
- 佐賀共栄銀行…SSカードローン
- 佐賀銀行…おきがるポケットローン
- 四国銀行…フリーカードローン
- 大東銀行…ローンアシスト(プレミアム)
- 中国銀行…フリーローン「コ・レ・カ」
- 筑波銀行…ぴったりフィットローン
- 徳島銀行…フリーローン「れいんぼ~」
- トマト銀行…トマトカードローン「スピード王」
- 富山銀行…とやまThe Free
- 福島銀行…カードローン「イーベ」
…という風です。これらはすべて「スピード融資」と書かれている地方銀行の銀行カードローン。もっと審査が早いものも含めたら「地方銀行でもスピードキャッシングできる」というカードローンは、かなりの数になります。
(最短即日よりももっと早い「10分」「1時間」「2時間」などの地方銀行は結構あるので)
というように、地方銀行のカードローンでもスピードキャッシングは当たり前にできる時代なので、イオン銀行のカードローンBIGでも、スピード融資できるのは当然なんですね。
中小業者でスピード審査に対応している消費者金融の一覧
続いて、地方銀行だけでなく、中小の消費者金融でもスピード融資に倒している業者をまとめます。
- NCB…フリーローン・メンバーズローン
- タカラ…おとどけキャッシング
- 東日本信販…フリーローン
- プリモファイナンス…フリーローン
- エレガンス…レディースキャッシング
- 大蔵商事…フリーローン
- 大阪ファイナンス…カードローン
- アトモス…おまとめローン
- ビアイジ…ビアイジカードローン
…という風です。これらもほんの一部ですが、中小業者でもこのようにスピードキャッシングは当たり前にできる時代になっています。
これらの中には、「最短即日どころか10分」というものもあり、キャッシング審査の高速化もここまできている…と痛感します。
キャッシング審査はなぜここまで高速化したのか
イオン銀行カードローンにしても、地方銀行や中小業者にしても(もちろん大手の業者・銀行にしても)、なぜここまでスピーディーに審査できるようになったのか。この理由は一覧にすると下の通りです。
- ネットの進化で、情報の共有が進んだ
- コンピューターの進化で、膨大な情報処理が瞬時にできるようになった
- 法整備が進む、個人信用情報機関の間での情報共有が進んだ
- 利用者の統計が膨大に集まることで、より確かな審査ができるようになった
…ということです。「ネット」と「コンピューター」は同じと思われるかも知れませんが違います。
- ネット…個人信用情報の照会を、いちいちファックスでしなくていい(WEBで閲覧できる)
- コンピューター…自宅情報・勤務先情報などの膨大なデータを、一瞬で処理し、その人のクレジットスコアを計算する
…という風です。つまり、後者はネット回線が関係ないものです。
- 利用者から送られてきた審査情報を
- それぞれのキャッシング業者や銀行が持っているコンピューターにかけて
- 「計算開始」と押したら、一気に審査してくれる
…ということですね。(もちろん、その「申し込み者からの情報」というのは、ネットを通じて送信されてくるわけですが…)
過去の利用者のビッグデータが集まっている
『統計学が最強の学問である』などのベストセラーで最近注目されている「ビッグデータ」。特定のジャンルに関して集まっている膨大な情報ですが、これがキャッシングの世界でも、すでに集まっています。
「これまでに、こういう利用者が、こういう借り入れをして、こういう返済状況になった」というデータが、実に大量に、40年分ほど集まっているんですね。
昔は、こうした情報を記録するにも、フロッピーディスクなどの不便な媒体だったり、むしろそれすらなかったりしました。しかし、今はこれらの情報を記憶する装置・ソフトなども進化しています。
そして、もちろん「その情報を処理する」パソコンなどの性能も進化している…。ということで、自動与信システムの高速化というのは、とことん有利な条件になっているんですね。
そうした時代背景も考えると、イオン銀行も含めて、すべての業者・銀行のキャッシング審査がこのように高速化したのは、当たり前とも言えることなのです。
個人信用情報機関同士の情報共有が進んだ
もう一つ、マシンやネットワークの進化とは関係ない要素として「個人信用情報機関の連携が進んだ」ということもあります。まとめると―。
- 以前は、JICC・CIC・KSCの情報がほとんど共有されていなかった
- そのため、ブラックリストだけはわかっても
- 消費者金融にとって「その人の、銀行での借り入れ」などはわからなかった
…ということです。そうして不安要素が増えれば増えるほど、他の部分で慎重に審査しなければいけなくなる…ということで、どうしても審査時間が長くなっていたんですね。
しかし、ここに個人信用情報機関の情報共有が加わって、短時間でもより確かな情報が得られるようになった。…ということで、さらにカードローン審査は高速化していった…というわけです。
個人信用情報機関の情報共有ネットワーク「CRIN」
上に書いた「個人信用情報機関同士の情報共有のネットワーク」のことを、CRIN(クリン)といいます。Credit Information Networkの略で、日本語訳すると「信用情報ネットワーク」となります(そのままですね)。
このCRINが完成する前のキャッシング審査については、『元アイフル元社員の激白』という書籍でも、「サラ金や銀行同士の情報共有が全然されていないから、破産者が増える原因になっている」という指摘がされています。
著者の笠子崇さんがアイフルに勤務されていたのは「90年代の終わり」なので、その頃の状況と現在はかなり違っているでしょう。
おそらく、著者の笠子さんが現役時代にチェックしていた「共有個人信用情報」と比較すると、今共有されている個人信用情報は、飛躍的に内容が濃いのではないかと思われます。
(内部の人間ではないので、何とも言えませんが…)