自分の個人信用情報がどうなっているか知りたい―。という時は個人信用情報機関に開示請求します。
そして、一番請求しやすいのはCIC(シーアイシー)です。すべての方法で可能な上、手数料は1000円のみ。パソコン・スマートフォン・携帯電話だったら「即開示」できるからです。
また、JICC・CICの個人信用情報は大体共通しています。そして、大手の消費者金融ブランドなど、キャッシングで参照されるのは大体この2つです。
ということで、あれこれ調べるのがめんどくさいと思ったら「CICだけ調べる」というのもありなんですね。ということで、ここではCICでの個人信用情報の開示請求のやり方をまとめます。
インターネット開示(パソコン)
インターネット開示(パソコン)での請求のやり方は、下の通りです。
- 「利用前の確認」を読む
- 電話によって「受付番号」を取得する
- 1時間以内に、CICのサイトでその受付番号を入力する
- 「開示報告書」が表示される(ダウンロードして印刷も可能)
というやり方ですが、さらにポイントをまとめると―。
- 全部パソコンでできるので、即座に開示可能
- 受付時間は8時~21時
- 手数料は1000円
- 自分名義のクレジットカードでしか決済できない
- 受付番号を取得する電話番号は、クレジット会社に登録している番号
- 電話番号は「携帯・固定電話」どちらでもOK
という風です。「個人信用情報の開示請求」というと、かなり時間がかかるイメージがありますが、CICだったら最短即日できるということですね。
(最短即日どころか一瞬です)
スマートフォン開示
スマートフォン(スマホ)での開示請求のやり方は、パソコンとまったく同じ。違いは「PDFが閲覧できなければいけない」ということ。スマートフォンの機種によっては、PDFが閲覧できないこともあるので、注意してください。
その他のポイントをまとめると、下のようになります。
- iPhone…iOS 7.0.6 以降
- Android(基本的にどれでもOK)
という風です。繰り返しますが、どちらも「PDFの閲覧」は可能でなくてはいけません。
それ以外のポイントは、完全にはパソコンと同じで、最短即日できます。
携帯電話(ガラケー)での開示請求
携帯電話(ガラケー・フィーチャーフォン)でも、CIC(シーアイシー)の開示請求は可能です。やり方は、パソコン・スマートフォンとまったく同じ。違いとしては―。
- パケット通信料に注意する
- 携帯電話の利用環境の確認が必要
ということ。使える携帯電話は―。
- ドコモ
- ソフトバンク
- au
と、普通の携帯キャリアであれば、どれでもOKです。
郵送による開示請求の方法
郵送でも開示請求は可能です。時間がかかるのであまりおすすめできませんが、下のような流れです。
- CICのサイトで「信用情報開示申込書」を記入して、印刷
- 手書きが必要な部分は、手書き(署名など)
- 本人確認書類のコピーを貼付
- ゆうちょ銀行の「定額小為替証書」を、郵便局で買い、貼付
- 「首都圏開示相談室」に郵送
- 約10日後、「開示報告書」が自宅に届く
という流れです。非常に面倒なのがわかるでしょう。
ネット申込みだったら、最初の「信用情報開示申込書」を記入した段階で手続きが終わるわけですから、郵送は明らかに余計な手間がかかります。
郵送する人によって、必要書類が違う
CIC(シーアイシー)に郵送で開示請求する場合、本人以外の人がすることもできます。この点は、パソコンやスマートフォンでの請求にはない、メリットだといえるでしょう。
本人以外というのは、たとえば下のような人です。
- 任意代理人…本人から依頼を受けた代理人
- 法定代理人…親権者・後見人
- 本人死亡の場合…2親等以内の血族や、死亡者の連帯保証人
という人です。これらの人に該当することはあまりないでしょうが、これらの人の場合、郵送によって開示請求をすることになります。
その他・郵送の開示請求のポイント
郵送での開示請求のその他のポイントは、下の通りです。
- 手数料は1000円(ゆうちょ銀行の定額小為替証書)を用意
- 住所…東京都新宿区西新宿1-23-7(郵送の時間・送料の目安として)
- 報告書は「親展・簡易書留」で届く
- 必要書類を用意
- 窓口の「開示相談コーナー」に行く
- タッチパネルで受付
- 身分証明書によって、本人確認
- 開示報告書の受け取り
店舗窓口(直接来店)での開示
CIC(シーアイシー)で「店舗」というのも変ですが、わかりやすいのでそう書きます。窓口での請求の流れは、下の通りです。
という風です。手数料は500円で、「任意代理人」が請求する場合だけ、1000円になります(大した違いではありませんが…)。
窓口での請求は、難しい手続きがなく「身分証明書」を持って来店するだけ。特に年配者の方など、「面倒な手続きはいやだ」という人の場合は、一番いいかも知れません。
ちなみに、場所は東京都の西新宿なので、最寄りの人はこれも便利です。もっとも、若い人の場合は、パソコンや携帯電話・スマートフォンが一番いいと思いますが…。
以上、CIC(シーアイシー)の個人信用情報の開示請求のやり方・方法をまとめました。自分がブラックリスト入りしているか、あるいは「喪明け」を迎えたかどうか気になる…という人は、ぜひ一度開示請求してみてください。