JICC(日本信用情報機構)の開示請求のやり方は、下の通りです。
- スマートフォン
- 郵送
- 窓口
で、「パソコン・携帯電話(ガラケーのネット)・電話」は不可です。
スマートフォンでの開示請求のやり方
スマートフォン(スマホ)でのやり方は、下の通りです。
- QRコードかURLによって、指定のページにアクセス
- アプリをダウンロードする
- アプリの「開示申し込み」ボタンを押す
- 空メールを送信
- 返信メールに書かれたURLにアクセス
- そこで、申し込みの内容を記入(氏名・生年月日など)
- アプリから「必要書類」を送信(写メ機能で)
- 返信メールのURLから、決済方法を選択
- JICCが本人確認をする
- 開示書が郵送で送られる
という流れです。少々長いですが、要は「手続きをするたびにメールが来て、その指定URLにアクセスし、次の手続きをする」ということです。
やることを、簡単にまとめると―。
- アプリのダウンロード
- 個人情報の記入
- 必要書類送信
- 郵送を待つ
ということですね。
スマートフォン開示の手数料と、支払い方法
スマホでの開示請求の手数料は、1000円です。そして、支払方法は―。
- クレジットカード
- コンビニ支払い
- ATM支払い(ペイジー対応の銀行のみ)
- オンラインバンキングからの支払い
となっています。支払いについては特に問題ないでしょう。もし「郵送の支払い限定」などとなったら非常に面倒ですが、それ以外の支払方法が全部揃っているので。
JICCの郵送開示請求のやり方
JICCの、郵送による開示請求の方法は下の通りです。
- サイトのフォームで氏名などの情報を記入
- 印刷する
- 本人確認書類のコピーと一緒に郵送
- 支払いは、クレカか定額小為替証書を選べる
という風です。以下、手数料と支払方法について書きます。
郵送開示の手数料と支払方法
手数料は1000円で、支払方法は下の2通りです。
- 1.クレジットカード
- 2.定額小為替証書
クレジットカードは、下のブランドはすべて利用可能です。
- VISA
- Master
- JCB
- ダイナース
- アメリカン・エキスプレス
という5つのブランドです。要するに「どのクレジットカードでもOK」ということですね。(これら以外の種類を知っている人の方が少ないでしょう。*中国の銀聯カードくらいですかね)
「定額小為替証書」というのは、郵便局に行けばもらえます。窓口で、もらいたい為替の金額+手数料を出すだけです。手数料がかかるという点で、クレジットカードよりも不利ですね。
(クレジットカードもリボ払いだったら利子がつきますが、一括払い限定ですし、仮にあとリボで利子がついても、大した金額ではありません)
来店(窓口)での申し込み
JICCの来店による開示請求は、下のようなやり方です。
- 受付に行く(東京神田、神田東信ビル)
- 申込書に記入する
- 自販機のようなマシンで、手数料を購入する(500円)
- 待合スペースで待つ
- 開示請求の結果をもらう
という風です。手数料を支払うマシンは、牛丼などのチケット自販機のような感じです。
窓口請求のメリットとしては「郵送でないので、すぐに受け取れる」ということ。JICCの場合、スマートフォンで申し込んだ場合も、結果を受け取るのは郵送なのです。
ということで、「最短即日開示結果を知りたい」という場合は、JICCでは窓口に直接行くのがいいでしょう。
東京の神田なので、首都圏に住んでいる人の場合、割と行きやすいと思います。(東京駅から歩いて20分くらいですからね)
必要書類は身分証明書のみ
必要書類は本人確認書類だけです。運転免許証だったら1種類でOK。その他の本人確認資料の場合は、2種類必要です。つまり―。
- 各種健康保険証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 印鑑証明書
などの身分証明書ですね。念のために、運転免許証と何か一種類は持って行った方がいいでしょう。
パソコン・携帯電話(ガラケー)ではできない
JICC(日本信用情報機構)の開示請求は、インターネット(パソコン)や、携帯電話(ガラケー・フィーチャーフォン)ではできないようになっています。
公式サイトを見ていると、「携帯電話でも開示請求ができます」というバナーがサイド部分に見られますが、これは「スマートフォン」のことです。
以前はガラケーでの申し込みもできたようですが、スマートフォンの登場とともに「スマホ一本に絞る」やり方になったようです。未だにスマートフォンを使っていない私のような人からすると、少々不便ではありますが、その場合はCICに申し込みしましょう。
JICCとCICの個人信用情報はほぼ同じ
JICCとCICで管理している個人信用情報の内容は大体同じです。少なくとも、一般的なキャッシング審査で影響するような内容に関しては、保管期間なども共通しています。
(また、記録される条件も大体同じです)
ということで、「ブラックリスト入りしているかどうか」「喪明けしたかどうか」というような大雑把なチェックだったら、どちらでも同じでしょう。
ギリギリ、記録が残っているかどうかという、完全ブラックとは言えないレベルの場合は、両方調べた方がいいかも知れません(片方だけ載っている、ということがあるからです).
しかし、普通は「JICC・CICは両方掲載されている」ので、面倒だったら、CICだけ調べればOKです。
CICなら、全部の方法で開示請求できる
CIC(シーアイシー)をおすすめする理由は、JICCと違い―。
- パソコン
- 窓口
- 携帯電話
- 郵送
- スマートフォン
…というように、全ての申込方法が利用できるからです。しかもパソコン・スマートフォン・携帯電話はすべて「その場ですぐに」審査結果が出ます(窓口もですが)。
ということで、JICCよりもCICの方が断然便利なんですね。個人信用情報の確認を「完璧にしなければならない」という場合を除けば、CICでの開示請求のみでOKでしょう。