プロミスの金利は、大手の消費者金融の中で一番安くなっています。理由は―。
- 初回30日間無利息で借りられること(条件つき)
- 上限金利が一番安いこと
です。以下、プロミスの金利について詳しくまとめます。
プロミスは初回30日間無利息で借りられる
プロミスは、所定の条件を満たすことで、「初回30日間無利息」でキャッシングできます。最初の1ヶ月分の利息が、まるまるゼロになる…ということです。
プロミスで初回30日間無利息で借りる条件は、下の通りです。
- 「WEB明細利用」の登録をする
- メールアドレスを登録するJR
ということで、別に難しい内容ではありません。プロミスで借りる人であれば、最初の段階で普通にすぐできるような手続きです。ということで、一応これらの手続きを忘れてはいけませんが、こうした手続きさえすれば、誰でも初回は30日間無利息で借りられる…ということです。
プロミスは上限金利が一番安い
プロミスの上限金利(100万円以下の借り入れで適用される金利)は、「17.8%」。これは、他の大手の消費者金融の「18%」と比較して、ほんの少しですが、一番安い金利です。
もちろん、金額的にはそれほど変わりません。たとえば10万円を1年借りたとしたら―。
- 普通の消費者金融…18000円の利息
- プロミス…17800円の利息
というだけです。つまり―。
- 10万円を
- 1年借りて
- 200円の利息差
…ということ。つまり「ほとんどゼロに等しい」金利差ですが、それでも「プロミスが一番安い」ことには、変わりありません。
もし、これでプロミスに「30日間無利息」のシステムがなかったら、この違いだけだと意味がないので、プロミスも他の消費者金融も、金利は同じという結論になったでしょう。しかし―。
- 上限金利が一番安い
- 30日間無利息もある
ということなので、「プロミスが一番低金利」というのは、数字的に間違いない事実なのです。
30日間無利息はアコムもやっている
大手の消費者金融の中では、アコムも「初回30日間無利息」を採用しています。上限金利ではプロミスより「0.2%」高い「18.0%」なので、ギリギリプロミスの方が低金利ですが、アコム・プロミスの差はほとんどないと考えていいでしょう。
他に30日間無利息をやっているのは?
他に「30日間無利息」をやっているのは、消費者金融の中ではありません。銀行カードローンならあります。
- 楽天銀行
- ジャパンネット銀行
- 新生銀行(レイク)
などですね。ジャパンネット銀行に関しては、100万円未満の適用金利が「18.0%」なので、プロミスより高いです。ということで「30日間無利息」がついても、プロミスで借りた方がいいといえます。
その他2つの銀行については、プロミスよりこれらの方が低利息です。理由を説明すると―。
- 楽天銀行…100万円未満の適用金利が「14.5%」。無利息が終わっても安い
- 新生銀行…「5万円まで180日間無利息」というシステムも併用できる
ということです。これらの理由によって、プロミスよりは楽天銀行・新生銀行の方が低利息になるんですね。どちらもプロミスより審査が厳しい(銀行カードローンなので)ですが、審査に通る自信があれば、これらの銀行カードローンで借りる…というのもいいでしょう。
下限金利で他の消費者金融と比較すると?
下限金利というのは「安い方の金利」です。借入限度額マックスまで借りた時に適用されることが多いですが、こちらの金利でも、プロミスと他の消費者金融を比較してみましょう。
プロミス | 4.5%(実質年率) |
---|---|
アイフル | 3.0%(実質年率) |
SMBCモビット | 3.0%(実質年率) |
ノーローン | 4.9%(実質年率) |
アコム | 3.0%(実質年率) |
一番安いSMBCモビットですが、これは別に「SMBCモビットが一番低金利」という意味ではありません。理由は「SMBCモビットが一番限度額が大きい」からなのです。
- キャッシングは、借入総額が大きいほど低金利になる
- SMBCモビットの借入限度額は「最高800万円」である
- プロミスなどは「最高500万円」である(ノーローンは300万円)
- だから、SMBCモビットが一番低金利になるのは当たり前
…ということなんですね。「当たり前」といっても、別にSMBCモビットの金利を否定しているわけではありません。そもそも「最大融資額800万円」という時点で、他の消費者金融にはないメリットを持っているわけですから。
それに、500万円の借り入れの時の適用金利は、おそらくSMBCモビットもプロミスなどと同じく「4.5%」前後でしょう(以前の限度額が500万円だった頃は、4.8%でしたが)。
何はともあれ、このような理由で「プロミスの下限金利は、アイフル・SMBCモビットなどと並んで、消費者金融で一番安い…と言えるのです。
プロミスは銀行カードローンよりも低金利?
銀行キャッシングと消費者金融を比較したら、銀行の方が断然低金利…というイメージを持っている人もいるでしょう。しかし、実はプロミスの方が、銀行カードローンより低金利、というケースもあるんですね。
実際、どの銀行カードローンと比較したらそうなるのか、一覧にすると下の通りです。
プロミス | 17.8%(実質年率 *上限金利のみ記載) |
---|---|
ジャパンネット銀行「ネットキャッシング」 | 18.0%(実質年率) |
オリックス銀行カードローン | 17.8%(実質年率) |
じぶん銀行カードローン「じぶんローン」 | 17.5%(実質年率) |
…というように、ジャパンネット銀行と比較したら、プロミスの方が金利が安いのがわかるでしょう。オリックス銀行についてはプロミスと同じです。
じぶん銀行は微妙に安いですが、それでもプロミスとほとんど変わりません。両者の差は、「10万円を1年借りた時の利息」で―。
- プロミス…17800円
- じぶん銀行…17500円
という風に「300円」しかないからです。先ほどのプロミスと他の消費者金融の比較とまったく同じですが、「10万円を1年借りて」ようやくこの利子の差です。
ということで―。
- じぶん銀行
- オリックス銀行
- ジャパンネット銀行
この3つの銀行カードローンは「プロミスとほぼ同じか、それより高い金利」ということですね。このように、プロミスが金利面で銀行キャッシングに勝つ…ということもあるのです。
借入総額が100万円を超えると、銀行が低金利
上の3つの銀行は、あくまで「100万円以下で高金利」なだけです。100万円のキャッシング総額を超えたら、プロミスはもちろん、他の銀行カードローンと比較しても、これらは非常に安くなります。
(特にジャパンネット銀行の下限金利の「2.5%」というのは、大手の銀行カードローンの中で最安レベルです)
ということで、上でした比較はあくまで「借入総額100万円未満」の時と考えてください。もっとも、ほとんどの人のキャッシング金額はこのレベルのはずなので、この比較で特に問題ないのですが。
他の銀行カードローンと、プロミスを比較すると?
当然ですが、他の銀行カードローンと比較すると、プロミスの金利は高いです。借入総額100万円未満でも、それ以上の金額でも…です。
100万円以下の時の適用金利(上限金利)で比較すると―。
プロミス | 17.8%(実質年率 *上限金利のみ記載) |
---|---|
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 年1.8%~14.6%(実質年率) |
楽天銀行スーパーローン(カードローン) | 14.5%(実質年率) |
ソニー銀行カードローン | 13.8%(実質年率) |
みずほ銀行カードローン | 14.0%(実質年率) |
三井住友銀行カードローン | 14.5%(実質年率) |
イオン銀行カードローンBIG | 13.8%(実質年率) |
…というようになっています。「13.8%~14.6%」ということで、プロミスとの金利差は「4%~3.2%」という、かなりのレベルになっています。
ということで、銀行キャッシングと比較するとさすがのプロミスも「金利が高い」と言わざるを得ません。しかし、実は「初回30日間無利息」で借りた場合、最初の5ヶ月の利子総額は、プロミスの方が安くなるのです。
なぜそうなるのか、簡単な計算で説明しましょう。
プロミスの方が、最初の5ヶ月低利息な理由
プロミスと銀行カードローン、「1万円を1ヶ月借りた時の利息」は、それぞれ下のようになっています。
- プロミス…150円
- 銀行カードローン…120円
それぞれ「大体の金額」ですが、利息差は「30円」なんですね。で、最初の1ヶ月は銀行カードローンだけが「利息120円」を払うので、プロミスが「120円リードする」ことになります。
で、その「120円の差を、銀行カードローンが毎月30円ずつ縮めていく」となるわけですね。つまり4ヶ月で追いつきます。
「最初の1ヶ月」が終わった後の4ヶ月なので、「合計5ヶ月」です。ということで、「最初の5ヶ月は、プロミスの方が利息総額が安い」という結論になるわけです。
そのため、5ヶ月という短期間で完済できる場合は、銀行カードローンよりもプロミスで借りた方がいいと言えるでしょう。
以上、他の消費者金融や銀行カードローンと比較も含めて、プロミスの利息について語りました。低利子でキャッシングを利用したい…という人には、プロミスはこれらの理由によっておすすめです。