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しずぎん・セレカの金利は「利息キャッシュバック」が魅力

しずぎんカードローン「セレカ」の金利は、実質年率で「4.0%~14.5%」。これは銀行カードローンとして完全に標準的な金利です。ということで、金利が高くもないし、低くもないのですが、特徴としては「利息キャッシュバック」というシステムがあります。

最大45日間利息がキャッシュバックされる

しずぎんカードローンの利息は、最大で45日間キャッシュバックされます。つまり、一度払った利息が戻って来る…ということです。

「30日間無利息」などの無利子期間との違いは、一度は利息を払うということ。払った後で、静岡銀行から「返金」のような形で、戻ってくるのですね。

少々複雑なシステムではありますが、どの道利息ゼロになるなら御の字でしょう。また、期間については最大45日ということで、プロミス・アコムなどが提供する「30日間無利息」よりも長くなっています。

最短の場合は、15日になることもあるので、注意

しずぎんカードローン「セレカ」のキャッシュバックについては、詳しくは公式サイトを見ていただくのが一番いいです。期間の計算が少々複雑なのですが、簡単に言うと―。

  • 「2回目の返済日」までの利息を、全額キャッシュバックする
  • ただ、その「2回目の返済日」までの期間が
  • 「45日まで」でなくてはいけない

…ということです。つまり、仮に2回目の返済日が「46日後」になったら、アウトなんですね。

で、アウトになるとどうなるかというと「1回目の返済日までの利息は、全部キャッシュバック」となります。つまり「30日短くなる」ということで「15日のキャッシュバック」になるんですね。

…という風に少々複雑ではありますが、何にせよ、45日でなるようにうまくタイミングを見計らって借りれば、先に書いたプロミス・アコムや、楽天銀行スーパーローン(カードローン)・新生銀行カードローン レイクなどが提供する「30日間無利息」よりも有利になります。

キャッシュバックありきの借り入れは、あり得ない

ただ、当然ですが「キャッシュバックありき」で借り入れをするというのはあり得ません。借りるのはあくまで「自分が必要な時」であり、返済するタイミングも「できるだけ早く」です。

無利息期間にしてもポイントサービスについても、こういうサービスが付加すると、ついついそちらに気を取られてしまいますが、本質は、「本当に必要な時に、必要な金額だけ借りて、できるだけ早く返済する」ということです。これだけはくれぐれも忘れないようにしてください。

しずぎんカードローンと、他の銀行の金利を比較

冒頭で「平均レベルの金利」と書きましたが、実際静岡銀行の金利はどのくらいなのか、他の銀行カードローンと比較してみましょう。まず上限金利の「14.5%」の方で比較します。

同じ「14.5%」前後の上限金利では、下のような銀行カードローンがあります。

三井住友銀行カードローン 14.5%(実質年率)
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 年1.8%~14.6%(実質年率)
横浜銀行カードローン 14.6%(実質年率)
楽天銀行スーパーローン(カードローン) 14.5%(実質年率)
東京スター銀行 14.6%(実質年率)

…という風です。もうひとつ安いグループだと―。

みずほ銀行カードローン 14.0%(実質年率)
イオン銀行カードローンBIG 13.8%(実質年率)
ソニー銀行カードローン 13.8%(実質年率)

…というグループがあります。これが主要銀行カードローンの中で上限金利が安いベスト3というべき銀行カードローンです。

そして、逆に上限金利が高いグループを並べると、下のようになります。

オリックス銀行カードローン 17.8%(実質年率)
ジャパンネット銀行「ネットキャッシング」 18.0%(実質年率)
じぶん銀行カードローン「じぶんローン」 17.5%(実質年率)

…という風です。これらと比較すると、しずぎんカードローン「セレカ」の上限金利「14.5%」は、かなり安いというのがわかるでしょう。

数字だけだとわからないかも知れませんが、これらの上限金利は「消費者金融と同じ」レベルです。つまり、オリックス銀行・じぶん銀行などと静岡銀行を比較すると、「消費者金融と銀行カードローン」の差がある…ということですね。

(ただし、これはあくまで「上限金利」の場合です。これら3つの銀行は下限金利では安いので、決して高金利なカードローンというわけではありません)

静岡銀行の下限金利と他の銀行を比較

続いて、「4.0%」というしずぎんカードローン「セレカ」の下限金利と、他の銀行の下限金利も比較してみましょう。まず同じ「4.0%」の銀行カードローンでは―。

みずほ銀行カードローン 3.5%(実質年率)
みずほ銀行カードローン 3.5%(実質年率)

…があります。そして静岡銀行よりもっと下限金利が安い銀行カードローンでは―。

オリックス銀行カードローン 1.7%(実質年率)
横浜銀行カードローン 1.9%(実質年率)
ソニー銀行カードローン 2.5%(実質年率)
イオン銀行カードローンBIG 3.8%(実質年率)
ジャパンネット銀行「ネットキャッシング」 2.5%(実質年率)
じぶん銀行カードローン「じぶんローン」 2.4%(実質年率)

…などがあります。じぶん銀行はほぼ静岡銀行と同じ下限金利ですが、このように、静岡銀行より下限金利が安い銀行カードローンはいくらかあります。

先に書いたオリックス銀行・ジャパンネット銀行・じぶん銀行が全部静岡銀行より(というより多くの銀行カードローンより)下限金利が安くなっている…というのがわかるでしょう。これらの3つの銀行は、上限金利は高くても下限金利は安い、というコンセプトがハッキリとしています。

上限金利・下限金利の違い・意味は何か?

ここで「上限金利・下限金利」の意味を説明しておくと、それぞれ下のようになります。

  • 上限金利…100万円以下の借り入れでの金利
  • 下限金利…最高限度額近くまで借りた場合の金利(絶対ではない)

…ということです。つまり、ほとんどの人の場合「上限金利しか関係ない」わけです。100万円以上借りる人はめったにいないですからね。

静岡銀行でも、下限金利の適用はまずない

しずぎんカードローンでも他の銀行カードローンでも(そして消費者金融でも)「下限金利が適用される」ということはまずありません。

静岡銀行の最高融資枠は「500万円」ですが、500万円借りるには大体年収1500万円は必要なのです。大手の消費者金融も限度額は最高で500万円ですが、やはり同様に年収1500万円は必要です。

ということで普通の人のキャッシングでは、下限金利が適用されるほどの高額借り入れができないのですね。というわけで、しずぎんカードローンの金利を見る場合も、上限金利だけ見て、下限金利は無視してしまって構わないのです。

上の年収の計算について

ちなみに、上の年収の計算を見て「いや、セレカは銀行カードローンだから、借入金額の3倍の年収がなくても大丈夫なはず」という人もいるでしょう。確かに理屈の上では―。

  • 「年収の3分の1まで」というのは「貸金業法」のルールである
  • 貸金業法は銀行カードローンには適用されない
  • だから、静岡銀行で500万円借りるのに、年収1500万円も必要ない

…という風になります。しかし、実際にはむしろもっと高い年収が必要なくらいです。

実際の限度額は「年収の10分の1」が基本

総量規制の「年収の3分の1まで」というのはあくまで最高の金額であって、実際に借りられる限度額は「年収の10分の1まで」ということが多いです。

これは、2005年に出された「金融庁ガイドライン」を見てもわかります。その中で「一業者あたり50万円」か、「年収の10分の1まで」に抑えろ…ということが書かれています。

「この基準を超えたら過剰貸付として判断される場合がある」という警告・ガイドラインですね。こうした通達もでるくらい、本来「年収の10分の1」がキャッシングの基本の融資総額なのです。ということで、上の計算の通り、たとえ銀行カードローンであっても、借りる金額の3倍の年収は、最低でも必要なのです。

…と、正確を期すために説明が長くなりましたが、こういう理由から、下限金利は適用されないといえます。そのため、しずぎんカードローンで借り入れをする時も「上限金利」だけ注目するようにしてください。

(他の銀行カードローンや消費者金融でも同じですが)


以上、しずぎんカードローン・セレカの金利についてまとめました。ここから先には、日本のキャッシングの金利に関するコラムを書いていきます。

日本の上限金利は高いのか?低いのか?

しずぎんカードローン「セレカ」の金利について語るついでに、日本のキャッシングの金利は高いのか低いのか、外国と比較して考察してみましょう。

基本的に海外の金利は、日本に比べて遥かに低い、といわれています。よく言われるのがドイツ・フランスなどです。

しかし、アメリカとイギリスについては日本より高金利なこともあり(アメリカは州によって異なる)、特に韓国は40%程度の金利を今でもかけていると言われています。

実際、日本で貸金業法が改正されて「上限金利が20%」で統一された時には、日本の消費者金融が韓国に移転して営業する…というケースが多数見られました。

韓国の金利はその後いろいろ変化しているようですが、こうして絶対的に見ると日本より高金利な国もあれば低金利な国もある…ということで、「中間」という立ち位置のようです。

日本は世界で特に消費者金融が儲けた国だった

このように「消費者金融の金利自体は普通」なのに、日本の消費者金融の金利は海外より高い…というイメージがあるのは、理由が明確です。それは、2000年代中盤の長者番付を、消費者金融の経営者が独占していたということ。フォーブズが発表する毎年の長者番付で、日本人の上位10位中、4人は消費者金融の経営者だったのです。

(武富士・アイフル・プロミス・アコムなど)

ということで「日本は特に消費者金融が儲かっている国である」=「日本の消費者金融の金利は海外よりも高い」という発想になったわけですね。しかし、実際に金利だけを見ると、諸外国とそれほど違わない(というより、日本より高い国も低い国もある)という結論になるのです。

静岡銀行の利息キャッシュバックについて

利息キャッシュバックというサービスは、特に地方銀行のカードローンで多く提供されています。大手銀行はやりません。

三菱UFJ銀行・みずほ銀行などの大手銀行が、このようなキャッシュバックをやらない理由は明白。「利用者が多く、手続きが煩雑になる」ということです。

利息キャッシュバックは、もらう側にとっても少々ややこしいですが、これは当然「銀行や業者側」にとってもややこしいということを意味します。

その複雑な手続きを、三菱UFJ銀行・三井住友銀行などのメガバンクでやっていたら大変なことになるので、これらの大手の銀行カードローンは「キャッシュバック」はしないんですね。

やるにしても、楽天銀行スーパーローン(カードローン)やジャパンネット銀行のように「30日間無利息」というような無利息期間にするわけです。その方が「一度払ってもらった後で、キャッシュバックする」という仕組みよりも、わかりやすいですからね。

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